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Creator’s Value

 

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ハッセルブラッド・ストア東京

 

https://hasselblad-japan-event-0001.peatix.com

 

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今回はポートレイトということで日本人の精神性をテーマにしてワークショップを進めました。

われわれ東洋人は何でもない所に陰翳を生ぜしめて、美を創造するのである。 われわれの思索(しさく)のしかたはとかくそう云う風であって、美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える。 夜光の珠も暗中に置けば光彩を放つが、白日の下に曝(さら)せば宝石の魅力を失う如く、陰翳の作用を離れて美はないと思う。 (著者 谷崎潤一郎 『陰翳礼讃』本文より)

陰翳の原理 = 物そのものではなく、物と場の相対的関係から生じる美

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株式会社アマナの社内サイトのコラムにて株式会社ツナガリの坂田氏に当日の様子をレポートしていただきました。

レタッチは、テクニックかフィロソフィーか。

1月15日、フォトレタッチャー 上住真司氏によるワークショップ「シンプルなツールを使った肌のレタッチ」(中級編)が、ハッセルブラッド・ストア東京で開催された。

これはAdobe Photoshopを使用したレタッチテクニックの実践を兼ねた有料セミナーで、私も少し取材させてもらった。

レベル設定が「中級」ということで、ワークショップで使用するレタッチ画像(レイヤー付きのpsdデータ)が配布され、それぞれ持参したノートPCでその画像を開きながら、授業を受ける。

髪の毛や肌、白目の血管etc、各パーツに分けて最適なツールを使い分けながら、多数のレイヤーが作成され、それぞれきめ細かい調整がされていることに驚かされる。またカラー画像から、モノクロデータを作る方法もレクチャーされる。

ライジンにも多くのレタッチャーが在籍し、「そんなの当たり前」と言われそうだ。私が感心したのは、絵作りにおいて、「何を目指してしるか」という前提に力を注いでいたこと。

上住さんの場合、まず参加者と「美意識の共有」を図るために、哲学者や作家の言葉、仏教美術が紹介される。

例えば、レタッチを始める前に谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の話を。肌レタッチの前に、「唐紙や和紙の肌理(きめ)」の話を。カラー画像をモノクロ化する際に、「漆の利用史の話」という具合だ。

デジタル画像は、ある意味いかようにも加工できてしまう現在、「自分が何を起点にレタッチしているか」が非常に大切。もちろん仕事の場合は、クライアントやタレント事務所、ADの意向等、様々な意見を反映させなければならいが、それでもその人なりのポリシーや軸を持って仕事をしている人は信頼出来ると感じた

最後に、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の一文を紹介する。

「われわれ東洋人は何でもない所に陰翳を生ぜしめて、美を創造するのである。われわれの思索(しさく)のしかたはとかくそう云う風であって、美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える。夜光の珠も暗中に置けば光彩

 

 

 

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